都会の雑踏から解放される休日。

とか、格好よく言ってみても
通勤してるところなんてもともとが住宅街だから
騒がしくはないんだけどねw
でもやっぱり、人工の造形物が並んでいるのには代わりがない。
いくら緑を求めても、
人の手が過度に加えられた見せかけの自然が広がっている。

だからこそ眠りを知らない街を抜けて
フィルターのない青空が見たくなる。

肩に力を入れて、何もしなくても飛び込んでくる情報に耳を塞ぎ聞こえないフリをしていた手をそっとはずしてみる。
鳥のさえずり、小川のせせらぎ、風で葉が揺れる音、虫の声
そこには造られていない音があって、肩の力が抜けていく。
雄大な風景が広がっていれば、それに目を奪われる。
向こうの山に沈みゆく夕日を眺めながら、少しずつコバルトブルーに変わる空のグラデーションを楽しんでみたり。

造形の美しさもあるけど、自然の美しさにかなわないこともある。
時計を外して、時間を気にせず、時間を忘れる。

そんな休日。
・・・・・・・・が理想的だな。

コメント