7つの夜に想う

2005年7月7日
全国的に七夕。
さすがにこの歳にもなると
笹の葉に短冊なんてつける行事はしないなぁ。

今日の夕方は天気雨。
「狐の嫁入り」
キツネさんはお嫁にいけても、乙姫さんはやっと1年に一度会えるという夜を楽しみにしている
とっても健気だなぁ。

一年に一度会えるのっていいなぁって思っちゃう。
とっても長い時間だけど、でも会えるという確約があるならば
それでもいいのかも知れないと・・・・・。

逢いたくても、もう逢えない
人間の記憶なんて曖昧なもので
たとえ逢えたとしても、もう分からないのかもしれない。
哀しすぎるけど、それが真実というもので
淡い想い出とか儚い願いは、ただの逃げに過ぎない

・・・そんな現実は信じたくない から。
あと何度のこんな夕べを過ごせば、忘れてしまえるのでしょう?
忘れたいのに忘れたくない想い出にしがみつくことから開放されるのでしょう
短冊に書いたお願いごとが叶うのなら
逢えることと忘れることどっちを書くのだろうな・・・。

今日は天の川は見えなかったけど
雨も降らなかったし、あの二人は逢えたのかな?

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