この場所で追憶に似た景色を見て
2005年4月15日月に一度の開放日。
今日は体調悪くなりそうだったけど
ならなかったので、友人と行くことにした。
通常は平日は15時に終わってしまうんだけど
第三金曜日だけは夜18時〜21時までまた見学開放をする。
池袋北口から徒歩7分くらい。
『明日館』
自由学園の校舎として使われていたその建造物は
かの有名な帝国ホテルのデザインを担当したという
フランク・ロイド・ライト。
前に見に行ったときは、結婚式があったのか
建物の中までの見学ができなかったので
今日が初めての内部見学となる。
桜の花が残っている。
遅咲きの大島桜らしい。
一本だけライトアップされている。
中を見学しはじめる。
幾何学模様で緑色した窓枠。
石の廊下。
丸く暖かく大きな照明。
一番目を引いたのは暖炉だ。
館内を殆ど見終わったくらいのときに
館内放送が入る。
「ガイドをします。ご希望の方は受付までお越しください」
歴史のある建物だ。
自分たちで勝手に想像を広げるのもいいかもしれないが
やっぱりその歴史に触れてみたいというのもあり
そのガイドを聞くことにした。
羽仁夫妻が立てたこの明日館
ライトがデザインをするにいたるのには
数多くの偶然があったという
しかもさほどお金のない夫妻の依頼なのに
当時売れっ子のライトだからこそ、その値に似合わぬいい素材も使われていたらしい。
ガイドを聞いていくと、歴史の重さに押しつぶされてしまうのではないかと思う自分がいた。
銅版でふいていた屋根は戦中の銅の高騰で、夜になると盗まれていった話。
生徒が増えていって、テラスを壊してそこを部屋にするまでになる話。
食堂で使われていた椅子の逸話。
本当にいろいろな話が聞けた。
修復工事が始まる前。この建物は廃墟と化していたらしい。
それを復興するのに価値があるのか・・・・・
そこから始まったこの建物
本当に幸せな建物だなと思う。
持ち主が変わらなかったので、当時の資料もいろいろあり
修復作業に役にたったという話だったが
それでも資料の不足で、ドアノブの高さがなぜ高いとかなど、謎に包まれている部分もまだ多いという。
ライト。
自分にとっては勉学をしていたときに
ちょっとだけ触れた名前だったが
こんな風にまた触れることができるとは
この偶然にも感謝したい。
平日の一日をここで昔に思いをはせながら
ゆっくりとしていたいなと思った。
今日は体調悪くなりそうだったけど
ならなかったので、友人と行くことにした。
通常は平日は15時に終わってしまうんだけど
第三金曜日だけは夜18時〜21時までまた見学開放をする。
池袋北口から徒歩7分くらい。
『明日館』
自由学園の校舎として使われていたその建造物は
かの有名な帝国ホテルのデザインを担当したという
フランク・ロイド・ライト。
前に見に行ったときは、結婚式があったのか
建物の中までの見学ができなかったので
今日が初めての内部見学となる。
桜の花が残っている。
遅咲きの大島桜らしい。
一本だけライトアップされている。
中を見学しはじめる。
幾何学模様で緑色した窓枠。
石の廊下。
丸く暖かく大きな照明。
一番目を引いたのは暖炉だ。
館内を殆ど見終わったくらいのときに
館内放送が入る。
「ガイドをします。ご希望の方は受付までお越しください」
歴史のある建物だ。
自分たちで勝手に想像を広げるのもいいかもしれないが
やっぱりその歴史に触れてみたいというのもあり
そのガイドを聞くことにした。
羽仁夫妻が立てたこの明日館
ライトがデザインをするにいたるのには
数多くの偶然があったという
しかもさほどお金のない夫妻の依頼なのに
当時売れっ子のライトだからこそ、その値に似合わぬいい素材も使われていたらしい。
ガイドを聞いていくと、歴史の重さに押しつぶされてしまうのではないかと思う自分がいた。
銅版でふいていた屋根は戦中の銅の高騰で、夜になると盗まれていった話。
生徒が増えていって、テラスを壊してそこを部屋にするまでになる話。
食堂で使われていた椅子の逸話。
本当にいろいろな話が聞けた。
修復工事が始まる前。この建物は廃墟と化していたらしい。
それを復興するのに価値があるのか・・・・・
そこから始まったこの建物
本当に幸せな建物だなと思う。
持ち主が変わらなかったので、当時の資料もいろいろあり
修復作業に役にたったという話だったが
それでも資料の不足で、ドアノブの高さがなぜ高いとかなど、謎に包まれている部分もまだ多いという。
ライト。
自分にとっては勉学をしていたときに
ちょっとだけ触れた名前だったが
こんな風にまた触れることができるとは
この偶然にも感謝したい。
平日の一日をここで昔に思いをはせながら
ゆっくりとしていたいなと思った。
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