想い出にはしないで。〜幻想日記〜
2004年9月8日体重は一向に軽くなるばかりだった。
食べなくなってから早10日。
体重にも体にも特に変化はない。
まぁ人間食べなくてもやっていけるなと思った矢先
11日目。
・・・・突然の体重低下。
それから一日一日、減りつづけている。
そして今日は14日目。
多分、生命維持にギリギリのラインになっていると思う。
食べることを拒否しているわけではない。
しかし、食物が目の前にあっても食べられないのだ。
簡単に言えば「食欲がない」 そんな状態も2週間も続くとすごいと感じてしまう。
仕方なく栄養剤だけは飲んでいるがこれでどれだけ持つだろう。
食べなくても水さえのんでいれば2週間は生きていられるらしいから平気だろう。
立ち上げると眩暈を感じる。
残暑というのもあるかも知れないが、ずしりと重い頭に
嫌気を感じる。
階段を上る足にふらつきを感じて立ち止まった。
多分、拒食症といわれるものの大半は階段とか駅のホームとかから落ちて死んでしまうのだろうって。
そんなことを感じた。
実際、今の自分の足は重くて先に進まない。
死自体は怖いとは感じてはいないが
でも・・・・死にたくはない。
死んだらどうなる?
自分が自分でいられることは出来ない。
そして周りの人からは「いい人だったね」と想い出にされて
やがて忘れられていくのだろう。
いつのまにか自分が存在していたことすら
この浮世から忘れられるのだろう。
・・・まだ想い出にはなりたくないから。
残暑の空にセミの声が響く。
真っ白な視界が広がっていく。
食べなくなってから早10日。
体重にも体にも特に変化はない。
まぁ人間食べなくてもやっていけるなと思った矢先
11日目。
・・・・突然の体重低下。
それから一日一日、減りつづけている。
そして今日は14日目。
多分、生命維持にギリギリのラインになっていると思う。
食べることを拒否しているわけではない。
しかし、食物が目の前にあっても食べられないのだ。
簡単に言えば「食欲がない」 そんな状態も2週間も続くとすごいと感じてしまう。
仕方なく栄養剤だけは飲んでいるがこれでどれだけ持つだろう。
食べなくても水さえのんでいれば2週間は生きていられるらしいから平気だろう。
立ち上げると眩暈を感じる。
残暑というのもあるかも知れないが、ずしりと重い頭に
嫌気を感じる。
階段を上る足にふらつきを感じて立ち止まった。
多分、拒食症といわれるものの大半は階段とか駅のホームとかから落ちて死んでしまうのだろうって。
そんなことを感じた。
実際、今の自分の足は重くて先に進まない。
死自体は怖いとは感じてはいないが
でも・・・・死にたくはない。
死んだらどうなる?
自分が自分でいられることは出来ない。
そして周りの人からは「いい人だったね」と想い出にされて
やがて忘れられていくのだろう。
いつのまにか自分が存在していたことすら
この浮世から忘れられるのだろう。
・・・まだ想い出にはなりたくないから。
残暑の空にセミの声が響く。
真っ白な視界が広がっていく。
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